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みんなに必要な基礎知識。足し算、引き算から成功方程式へ。

お金のいろはから応用問題まで!

おかね力ってなに?

それは、この変化の激しい社会・経済環境の中でも我が家の家計をしっかりと守るために必要な、『お金に関する正しい知識』です。正しい知識を身につけて、『お金に関するトラブルから身を守る力』です。次々と流れてくる情報を自分で判断し、選択出来るようになりたいと思いませんか?おかね力は自由で楽しい人生の最強ツールのひとつです。

 

おかね力が身に付くと人生に関わるお金をトータルで考えて、バランスをとれるようになってきます。たとえ環境や我が家の予定が変化しても、それに柔軟に対応していけるようになります。我が家に関わるお金が、いつ(時間)・何に(目的)・どのくらい(金額)必要なのか長期的な視点で予算を立てて、貯蓄(貯める&必要な時に何にでも使えるお金)・ 保険(いざという時のために短期間ですぐに大きなお金が準備できる)・ローン(借りることでモノの活用がすぐにできるしくみ)を上手に役割分担させていくのです。

 

子供に良い教育を受けさせたい、素敵なお家を建てたい、楽しい老後を迎えたい、車も必要・・・。

人生には様々なイベントがありますが、どれか一つだけOK、後はできなかった・・・ではハッピーライフとは言えないのではないでしょうか?


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子供の教育費っていくら?

お子さんが生まれると、すぐに「学資保険に入らなきゃ!!」と言う方がたくさんいらっしゃいます。ちょっと待って!!そんなに焦らずにじっくり考えてみましょう。

子供が幼稚園から大学まで掛る費用は約1000万(全て公立で自宅から通うとしても)と言われる時代。また、少子化により、一人当たりの教育費は年々増加傾向にあります。その他に、勉強だけじゃなくて特技になるような習い事もさせてあげたいし、周りの子供が持っている携帯電話やゲームなども持たせたい、塾も・・・となると、その費用は莫大なものとなります。それを住宅ローンの返済をしながら、となると頭がクラクラするようなお話ですよね。

 

子供の教育は未来の投資!とはいっても、教育費にお金を惜しみなく投資して、両親の老後は子供に頼る、なんてことになってはお子さんも困ってしまいます。まずはお子さんにどんな力を身につけさせたいのか、ご両親で話合ってみてはいかがでしょう。欲しいものは何でもすぐに買ってあげる、で忍耐力や工夫する力は育つでしょうか?その上で、こんな教育を受けさせようとイメージしてみてください。 イメージが出来たら、そのためにいつどのくらいお金が必要かを考えます。お子さんの教育資金は年齢に合わせて考えられるので、比較的計画しやすい出費です。いきなり来年、大学入学!ということはありませんから。

 

少し前まで、教育資金の準備には学資保険を利用するのが主流でした。お子さんのケガや入院に備える、という面では保険も悪くありませんが、お金を貯めるという目的には力が弱くなっています。「とりあえず200万円」というふうに契約されている方も多いのですが、200万円で足りない部分は月々の生活費から捻出することになる、という心づもりが必要でしょう。その時、家計はなんとか持ちこたえられますか?また、お子さんが進学するまでの十数年間、保険料をずっと払い続けられる見通しはありますか?

教育費は親御さんにとっては『削りたくない費用』のトップに入ります。だからこそ、教育費だけではなく、その他に必要な生活資金老後資金と『同時に考えてバランスをとる』ことが、『教育費をきちんと準備する』ためには重要なポイントとなります。


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保障=保険じゃありません!

保険にきちんと入ってますか? 保険にたくさん入っているか、という意味ではありません。あなたのご家庭に必要な目的に合わせて、必要な金額(保障額)で、適正な保険料(家計にムリの無い)で加入していますか?という意味です。

 

あなたが保険に入る目的はなんでしょう。一家の大黒柱に万が一があった時のため、病気で入院したときの治療費のため、さまざまな目的がありますよね。その他にも、病気で働けなくなったら(収入が途絶えたら)、家が災害にあったら、自動車が事故で壊れたら・・・。私たちを取り巻く「もしも」はたくさんあるし、どれにどれくらい備えたら良いのかは、その家庭の家族の人数・年齢や持ち物、今後のライフイベントなどによっても大きく異なります。


そもそも、何かあったときの保障イコール保険、ではありません。貯蓄がある程度出来ているのであれば、多少の損害はお金でなんとか出来るかもしれませんし、万が一の際は、遺された家族が働く、持っている土地や家を貸して収入を得られるというケースもあります。これらは全て、『何かあった時の保障』になります。

また、健康保険年金といった『国の保障』も国民には用意されていますし、お勤めの会社によっては従業員のために手厚い『福利厚生の制度』を整えている場合もあります。それらを無視して全部自分でなんとかしようとすると、とても高額な保険料を払わなくてなりません。 何がどのくらい不足しているかを知り、その不足分を補うことが、上手に保険を活用する第一歩となります。

また、保険で備えるのが適している(すぐに大金が必要)なリスクと、保険じゃなくても良い、むしろ保険ではない方が良いかもしれない(大きい金額だけれど時間もある)リスクもあります。

 

これらをきちんと分けて対策することにより、さらに保険料を削減することが出来ます。削減した保険料を貯蓄などにまわせば、お金でなんとかできる範囲が広がり、さらに保険に頼らない『ゆとりのサイクル』に変えていくことが出来ます。


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住宅ローンはしっかり計画!

FPに「有料でも相談したい」というきっかけになるものとして多いのが、住宅ローンです。それほど、人生における大きな買い物でありますし、ローンの組み方次第で総支払金額にかなりのが生まれます。また、返済が完了するまでの長い期間、支払い続けることが出来なければ、住宅を手放さなくてはならないことにもなりかねます。その間、生活費や子供の教育費老後の準備なども同時に考えなくてはなりません。早まってはいけないのです。

 

それから、決して「今の家賃と同じくらいの支払いだから大丈夫」ではありません。今は払えるからといって、今後も払い続けられるかどうかは分かりません。特にお子さんが小さいうちは、教育費の負担も小さく家計に余裕があるのですが、その時期に払える金額で住宅を購入されると、その後の教育費の上昇に伴って、だんだん返済が苦しくなる・・・というケースが多く見られます。

 

そういう私も、まだFPの仕事を始める前に『今の家賃』を基準に住宅を購入しました。 何年間のローンを組んで、何年固定にしたら良いのか、頭金はいくら入れるべきなのか、さんざん悩みました。明確な答えが無いまま、「このくらいなら」という結論でローンを組みました。その心細かったこと!身近に相談できるFPがいたら絶対に相談したと思います。

 

住宅は購入したら、毎月ローンを返済していかなくてはなりません。その後に予想される、様々な他の支出(教育・老後・生活資金)とのバランスを事前に取っておかなければ、本当はやりたかったことを後で泣く泣く我慢をすることになるかもしれません。また、数千万の買い物をする、というと、10万、20万の出費が気にならなくなり、ついつい様々な設備を追加してしまう、ということも多いので要注意です。『我が家のライフプランで住宅に掛けられる予算はいくら』を先に計画しておけば、そのようなことも未然に防ぐことが出来ます。

綿密な計画を立ててから、素敵なマイホームで楽しく暮らしたいものですね。

 

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ここに取り上げたのはほんの一例です。この他にもお金の仕組みを抑えたポイントは沢山あります。お金の不安や疑問はFPふきこまでご相談ください。ご連絡をお待ちしております。